春らしいほろ苦さが美味しいフキノトウの風味を生かした、自家製ふきみその焼き小籠包。
外はカリッと香ばしく、中にはスープと肉汁をたっぷり閉じ込め、ジューシーに焼き上げました。
ひと口食べれば、ふきみその奥深いコクと香りが口いっぱいに広がります。
【ふきみそを作る】
ふきのとうを荒めに刻む。
あらかじめ【A】を合わせておきます。
フライパンに太白ごま油を入れて弱火にかける。
刻んだふきのとうを加え、全体に油が回るまで3分程炒める。
合わせておいた【A】を加え、味が馴染むまで4分程炒める。
【スープを作る】
四角い入れ物などに、鶏がらスープの素と粉ゼラチンを入れる。
そこに50〜60℃に温めたお湯を入れ、溶かすように混ぜる。
そのまま冷蔵庫に入れ、固まったら型から外し12等分しておく。
【肉ダネを作る】
ボウルに【B】を全て入れ、粘り気が出るまで混ぜる。
③で作ったふきみそを仕上げ用に10g残し、あとは肉ダネに入れて混ぜ、12等分にする。
④で作ったスープゼラチンを肉ダネで包む。
【小籠包を包む】
餃子の皮の中央に肉ダネを乗せ、まわりを水でぬらす。
中央に向けてヒダを一周作り、真ん中を閉じる。
片面を全て濡らした餃子の皮の上に、⑦の閉じた面を下にしてのせ、包むように成形する。
【焼く】
フライパンにごま油を1/3程入れ、⑧で包んだ小龍包を閉じ目が上を向くようにして並べる。
弱火にかけて少し焼き色がついたらお湯を入れ、蓋をして6分程蒸す。
水ではなくお湯を使用することで、フライパン内の温度が下がるのを防ぎ、皮がベチャッとせずモチモチとした食感に仕上がります。
残っているお湯は流し、残しておいたごま油を入れ、中火にして焼き色をつける。
裏返し、裏面にも焼き色をつける。
焼き上がったらお皿に盛り、小龍包の上に⑤で残しておいたふきみそを乗せ、白ごまをふりかけたら完成。