甘辛いソースがしっかりとからんだ、とろっとやわらかななすの蒲焼き。
まるで鰻を食べているような満足感で、白ご飯との相性抜群です。
途中でお出汁をかけたり、薬味を添えることで、ひつまぶし風に味の変化を楽しむことができます。
最初はそのままで、次に薬味やお出汁を加えて最後にお茶漬け風にするなど、一品でさまざまな味わいが楽します。
体内の水分補給やのぼせ解消などの効果が期待でき、夏バテ予防にも役立つとされす夏野菜「なす」。
暑い夏にぜひ積極的にお楽しみください。
なすを蒲焼き用、お漬物用、梅肉和え用にそれぞれカットする。
・蒲焼き用(2本分)・・・縦に1cm幅にスライス。
・お漬物用(1/2本)、梅肉和え用(1/2本)・・・縦2等分し、斜めに2mm幅にスライス。
【なすのお漬物】
お漬物用にスライスしたなすに塩を振り、5分程度放置する。
水気を切ったあと、おろし生姜と輪切り唐辛子を和える。
【なすの梅肉和え】
梅肉和え用にスライスしたなすに、梅肉とかつお節を和える。
【出汁】
鍋に水と出汁バックを入れて火にかけ、沸く直前で火を止める。
10分程度放置したあと出汁パックを取り出し、出汁をボウルに移して氷水で冷やす。
【なすの蒲焼き】
蒲焼き用ぬスライスしたなすに、格子状に隠し包丁を入れる。
なすの表面に塩を振り、かたくり粉をまぶす。
【A】を混ぜて、蒲焼き用ソースを作っておく。
フライパンに油を引き、なすを入れて中火にかけ焼き色を付ける。
全体的に焼き色が付いたら蒲焼き用のソースを入れ、液体が1/3程度までになるまで煮詰め、味を調整する。
焼き上がったら食べやすい大きさ(1.5cm程度)にカットする。
残ったソースは後ほど使用するので、捨てないように注意してください。
ご飯を1/4(90g)ずつお皿に盛り、⑥の残ったソースを小さじ1杯程度、ちぎった焼き海苔、刻んだ大葉、カットしたなすの蒲焼き1/2本分を重ねる。
この手順をもう1回繰り返す。
仕上げに、ごまと大葉をトッピングする。
小鉢にお漬物、梅肉和え、薬味を盛り、出汁茶漬け用の出汁と残ったソースを器に注いだら完成。