その見た目と味わいから和製グレープフルーツとも呼ばれる美生柑。
通常のグレープフルーツに比べ酸味や苦みが少なく、たっぷりと果汁を含んだ甘くジューシーな柑橘です。
クリーミーなマスカルポーネと、爽やかな甘みの美生柑は相性抜群。
美生柑の甘酸っぱい果汁と爽やかな香りが口いっぱいに広がる、さっぱりとしたムースです。
美生柑は主に温暖な地域で栽培されており、産地によって「河内晩柑(かわちばんかん)」や「宇和ゴールド」「ジューシーオレンジ」など、様々な名称で呼ばれています。
美生柑を全てカットする。
・トッピング用(80g)・・・1cm幅にカット
・外側に並べる用・・・16枚分スライス
・果汁(60cc)・・・スクイザーで果汁をしぼる
・皮(1/5個分)・・・ゼスター(またはおろし金)で表皮をすりおろす
カステラを1cm程度の厚さにカット、ミントはみじん切りにしておく。
【マスカルポーネムース】
鍋に美生柑の果汁とグラニュー糖10gを入れてひと煮立ちさせる。
鍋を火から下ろして、水でふやかした粉ゼラチンを入れて混ぜ合わせる。
ボウルに移して氷水にあてながら、粗熱が取れるまで冷やす。
生クリームをボウルに入れて、氷水にあてながら、全体的にとろみがつく程度(7分立て)まで泡立てたる。
そこに粗熱がとれた④を加えて混ぜ合わせる。
別のボウルに、マスカルポーネチーズ、卵黄、グラニュー糖25gを入れて、泡だて器で混ぜ合わせる。
そこに⑤とすりおろした皮、みじん切りにしたミントも加えて混ぜ合わせる。
グラスの側面にスライスした美生柑を貼り付ける。
そこに⑥のマスカルポーネムースを60g注いだ上から、カステラを敷き詰めるようにのせ、レモン汁を染み込ませる。
最後に再びマスカルポーネムースを40g注ぎ、冷蔵庫に入れて1時間以上冷やす。
1時間たったら冷蔵庫から取り出し、トッピング用の美生柑を盛り付け、ミントを飾って完成。