和テイストのもっちり生地で包んだ、オムレット風のフルーツどら焼き。
生地にもクリームにも、せとかの皮を削り入れることで、柑橘の爽やかな香りを纏わせました。
ジューシーで甘くとろけるせとかの魅力を、余すことなくお楽しみいただけます。
ボウルに白玉粉を入れて、そこに牛乳を5〜6回に分けて少しずつ加えながら、ゴムベラでダマをつぶすようにして混ぜていく。
一気に牛乳を加えると白玉粉のダマが残ってしまうので、少量ずつ加えてください。
①のボウルに5〜6回に分けて水を加えながら、混ぜ合わせていく。
別のボウルに卵を割り入れて溶いたら、きび砂糖を加え、白っぽくなるまでホイッパーで混ぜる。
そこにはちみつを加えて混ぜ合わせる。
③のボウルに②を全量加えて、ゴムベラで混ぜ合わせる。
④に薄力粉とベーキングパウダーをふるい入れ、ゴムベラで切るように混ぜ合わせる。
せとかを洗い、しっかり水分をふきとる。
ゼスター(またはおろし金)でせとかの表皮を半分すりおろし、⑤に混ぜ合わせる。
白っぽいわたの部分まで削ると苦みがでるため、表面のみ削ってください。
フライパンを熱し、温まったら濡れ布巾の上に置き、温度を均一にする。
サラダ油をキッチンペーパーで拭き取るように薄く伸ばす。
フライパンはテフロン加工のものがおすすめです。
油が熱いと焼きムラになるので、注意してください。
生地を一度混ぜ、大さじ2の生地をフライパンに流し、弱火と中火の間の火力で火にかける。
生地が膨らみ、表面に気泡が出てきてたら、焼き色を確認してひっくり返す。
ひっくり返した面に軽く色がついたら、バットに移し、乾燥しないようにラップをかける。
残りの生地も同様に焼き上げる。
【クリーム】
生クリームをボウルに入れ、そこにせとかの残り半分の表皮を削り入れる。
せとかの皮を剥き、薄皮から果肉を取り出す。
2〜3房を茶こしなどでこして、別のボウルに果汁をとっておく。(30cc)
⑩のボウルの中に、⑪の果汁とグラニュー糖を加え、しっかりと角が立つくらいまでホイッパーで泡立てる。(9分立て)
【仕上げ】
焼き上がった生地にあんこを塗る。
生地の両サイドを折り曲げ、生地を立たせる。
搾り袋にお好みの口金をセットし、円を描く様にクリームを絞る。
トッピング用のせとかを食べやすい大きさにカットし、汁気をキッチンペーパーでしっかり拭き取る。
それを⑭の上にから飾って完成。