ほくほくと甘いかぶを器に、ひき肉を詰め込んだファルシ。
栄養素の高い葉や茎も取り入れた、かぶの魅力をまるごと楽しめる一品です。
ご飯が進む甘辛い味付けで、お弁当にもおすすめのレシピです。
かぶには春と秋の2回旬があり、春のかぶはやわらかく、晩秋のかぶは甘みが強い傾向にあります。
【B】の調味料を全てボウルに入れて混ぜ合わせ、タレをつくっておく。
かぶをよく洗い、茎を1cm程残して上部を切り落とす。
茎の間に土が溜まっている場合が多いので、流水にさらしながら、竹串などを使って汚れをかきだしてください。
かぶを半分にカットし、スプーンなどを使ってどちらも中身をくり抜く。
(それぞれ10g程度が目安)
くり抜いたかぶの中身を細かく刻む。
茎の1/2程を0.5cm幅にカットし、葉っぱは1/3程をみじん切りにする。
沸騰したお湯に塩(1ℓに対して20g程度)を加え、かぶを入れて4分茹でる。
④でカットしたかぶの中身と茎、【A】を全てボウルに入れて、粘り気がでるまで混ぜ合わせる。
⑤でボイルしたかぶの内側に均等にかたくり粉をふるい、⑥の肉ダネを半量ずづ詰める。
かたくり粉をふるって接着することで、かぶから肉ダネが外れにくくなります。
フライパンに油を引いて熱し、⑦を皮面から焼いていく。
焼き色がついたらひっくり返して蓋をし、肉に火が通るまで弱めの中火で5分程蒸し焼きにする。
肉に火が通ったら①のタレを入れて、かぶの両面にからめる。
一度煮立たせ、とろみが出てきたら火を止める。
かぶをお皿に盛り、ソースを上からスプーンでかける。
最後に刻んだかぶの葉っぱを散らし、お好みで山椒をふりかけたら完成。