ほうれん草

総合栄養野菜と呼ばれるほどの高い栄養価

産地
埼玉県、群馬県、千葉県他
入荷時期
通年
11〜2月

商品の特徴

ビタミン、ミネラル、食物繊維など多くの栄養素を含み、”総合栄養野菜”と呼ばれるほど栄養豊富なほうれん草。
中でも、鉄分やβ-カロテンは野菜の中でトップクラスの含有量を誇ります。

通年出回っている野菜ですが、本来の旬は11〜2月。
寒くなると葉の水分が凍らないように栄養を蓄えるため、肉厚で甘みの強く栄養価の高いほうれん草が育ちます。

ほうれん草の特徴として独特のえぐみがありますが、これは「シュウ酸」という成分です。
「シュウ酸」を取り過ぎると結石ができる可能性があるため、下茹でをしてからお召し上がりください。
ただし茹ですぎたり、水にさらしすぎると水溶性の栄養素が流れ出てしまうため、注意が必要です。

【ほうれん草の種類】
ほうれん草は大きく3種類に分類されます。

西洋種
葉が厚めで丸みをおびており、えぐみが強い品種です。

東洋種
葉が薄めでトゲトゲしており、えぐみが弱い品種です。

交配種
西洋種と東洋種を交配させた品種で、どちらの特徴も併せ持っています。
近年は交配種が一般的によく出回っています。

その他
ちぢみほうれん草
12月下旬から2月頃にのみ出回る、ちぢみほうれん草。
普通のほうれん草と品種は同じですが、寒い時期に路地栽培をすることで、葉がぎゅっと縮んで厚みが増し、糖度が高いほうれん草へと成長します。
その栽培方法から、"寒締めほうれん草"とも呼ばれ、えぐみが少なく甘みや旨味が強いのが特徴です。

サラダほうれん草
生食で食べられる、サラダほうれん草。
ほうれん草特有のアクやえぐみが少なく、葉も柔らかいので、サラダなどに使用されます。

MEMO

おいしいほうれん草の選び方

①葉が肉厚で緑色が濃いもの
②茎が太くしっかりしており、根元が赤いもの

ほうれん草の保存方法

【冷蔵での保存方法】
湿らせた新聞紙で包んだあとにポリ袋に入れて、立てた状態で冷蔵庫で保存します。
鮮度が重要なため3日以内には食べきることをおすすめします。

【冷凍での保存方法】
すぐに食べきれない場合は、冷凍保存が可能です。(1ヶ月程)
①流水でよく洗い、土を落とします。
②水気を拭き取り、食べやすい長さにカットします。
③1食分ずつ冷凍用保存袋に入れ、なるべく空気を抜きながら密封します。
④冷凍庫に入れて保存します。

スープや炒め物の場合、凍ったままでご使用いただけます。
おひたしの場合は、冷蔵庫で1時間程度解凍してからご使用ください。
(アクが気になる場合は、凍ったまま30秒〜1分程度下茹でしてください。)

ほうれん草の食べ方

ほうれん草には「シュウ酸」が含まれているため、生食用以外は下茹でをしてからお召し上がりください。

栄養素

ほうれん草は総合栄養野菜と呼ばれるほどの栄養価の高い野菜です。
中でも、鉄分やβ-カロテンの含有量は野菜の中でもトップクラスを誇ります。
さらにビタミンCやビタミンB1、ビタミンB2をはじめとするビタミン類、葉酸、食物繊維、カリウムなども含まれています。
このように栄養素を大変多く含み、貧血予防や抗酸化作用、免疫力の向上に美肌効果など、様々な効果が期待されます。