ごぼう

2種類の食物繊維が豊富!独特食感で香りの高い ごぼう

産地
鹿児島県他
入荷時期
通年

商品の特徴

原産地はユーラシア大陸北部の広い範囲で、ヨーロッパや中国では古くから薬用として用いられていたそうですが、食用としているのは、日本や韓国など、ごく一部の国のみだそうです。 ごぼうは、野菜の中でも食物繊維の含有量がトップクラスです。食物繊維には水溶性と不溶性の2種類があります。野菜に含まれる食物繊維の多くは水に溶けにくい不溶性食物繊維ですが、ごぼうには不溶性食物繊維と、水に溶けやすい水溶性食物繊維の両方が豊富に含まれています。水溶性食物繊維と不溶性食物繊維は1:2の割合でバランス良く摂取することが理想的ですので、両方含まれているごぼうは、効率よく2種類の食物繊維を摂取するのに最適な野菜なのです。

MEMO

選び方

乾燥しやすい野菜なので、出来るだけ土付きのものを選びましょう。太さが均一で、ひげ根の少ないものが良いです。また、表面や先端がヒビ割れていたり、シワが寄ったりしているものは、水分が蒸発してしまって新鮮ではないため避けましょう。

保存方法

土が付いている場合は、新聞紙に包み、風通しの良い冷暗所で保存します。夏場は気温が高く傷みやすいので、土を洗い流し、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。時間とともに風味が損なわれていくので、早めに食べきりましょう。
冷凍保存する場合は、細切り、ささがき、斜め切りなど使いやすい形にカットし、酢水につけるなどしてアク抜きしてから保存すると、白い状態を保つことができます。

栄養

なんといっても食物繊維が豊富で、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が豊富に含まれています。水溶性食物繊維は、糖の吸収速度をゆるやかにし、食後の血糖値の急激な上昇を抑える働きがあります。また、脂肪の吸収抑制や、血中コレステロール値を減少させる効果もあります。不溶性食物繊維は、胃や腸で水分を吸収して膨らみ、腸のぜんどう運動を活発にして、排便を促進する働きがあります。その他に、発ガン性物質など体内の有害物質を排出する働きもあります。