ほくほくとした甘さが魅力の秋の味覚の代表格

産地
熊本県、茨城県
入荷時期
8月末〜9月末
9月上旬〜中旬

商品の特徴

ほくほくとした甘さが魅力の秋の味覚の代表格『栗』。
料理やスイーツはもちろん、そのまま茹でて食べてもおいしい、日本の秋に欠かせない果物のひとつです。

栗は大きく分けると日本栗(和栗)、中国栗、ヨーロッパ栗、アメリカ栗に分類されます。
その中でも日本栗は、粒が大きく風味・食感ともに優れています。
渋皮が剥きにくいのも日本栗の特徴のひとつですが、近年は渋皮が剥きやすい栗も品種改良により生産されています。

【代表的な栗の品種】
ぽろたん
その名のとおり、渋皮ごとぽろっと簡単に剥くことができる「ぽろたん」。
大ぶりの粒は甘み・風味ともに強く、ホクホクとした栗ならではの食感を楽しめます。
最大の特徴は渋皮の剥きやすさ。果実に傷をつけて熱を加えるだけで、簡単に渋皮を剥がすことができます。
剥きづらい和栗の欠点を克服した、食べやすい品種です。

利平栗
ホクホクとした食感と濃厚な甘みから”栗の王様”とも称される「利平栗」。
ふっくらとした丸い形で、鬼皮(外側の固い皮)はコーヒー豆のように色が濃く、果頂部に産毛がたくさん見られるのが特徴です。
鬼皮は固いですが、渋皮は比較的に剥きやすい品種です。

MEMO

おいしい栗の選び方

①鬼皮の色が濃く、ハリとツヤがあるもの
②手に持った時にずっしりと重いもの
③鬼皮に穴が空いていたり、白い粒が付いていないもの

栗の保存方法

常温に置いたままにしておくと風味が抜け、虫もわきやすくなるため、必ず冷蔵か冷凍で保存してください。
一度冷凍してから解凍すると、渋皮が剥きやすくなるため、すぐに食べない場合は冷凍保存がおすすめです。

【冷蔵での保存方法】
①栗をよく洗って、しっかりと水気を拭き取ります。
②洗った栗を新聞紙などにくるみます。
③それをポリ袋にいれてチルド室で保存してください。

栗は低温で貯蔵すると甘みが引き出されるので、数日チルド室で保存し、一週間以内程度に食べきることをおすすめします。

【茹でてから冷凍する場合の保存方法】
①たっぷりと水をはったボウルに栗を入れ、1時間程浸けておきます。
②鍋に栗と、栗が浸かるほどの水を入れて火にかけます。
いったん沸騰直前まで沸かしたら弱火にして、アクを取り除きながら50分程茹でてください。
※途中で水が少なくなってきたら、水を足してください。
③ザルにあげて粗熱をとり、水気を拭き取ります。
④密閉袋に重ならないように入れて口を閉じ、冷凍庫で保存してください。
約3ヶ月程度保存可能です。

解凍する際は、栗を平皿に広げて常温で30分程置いてください。
(鬼皮が柔らかくなったら解凍できている証です。)
栗の水気を拭き取ったら、おしりの部分に包丁で切り込みを入れて、皮を剥いてお召し上がりください。

栗のおいしい食べ方

【茹で栗】
皮を剥かずに手軽に食べていただける方法です。
栗本来の風味を楽しみたい方にもおすすめです。
①栗をさっと洗います。
②鍋に水1Lと塩小さじ1、栗を入れて火にかけます。
※栗の量によって、水と塩の分量を調整してください。
③沸騰したら中火にし、40〜50分程度茹でます。
④茹であがったら包丁で縦半分に切ります。
※大きめの栗をひとつ試し切りして、火が通っていなかった場合は数分追加で茹でてください。
⑤中身をスプーンですくってお召し上がりください。

栄養素

栗には整腸作用があるとされる食物繊維や、抗酸化作用があるとされるタンニンが豊富に含まれています。
その他にも糖質の代謝を助ける効果があるとされるビタミンBや疲労回復効果があるとされるビタミンCをはじめとした豊富な栄養素が含まれています。