モロヘイヤ

ずば抜けた栄養価 夏野菜の王様モロヘイヤ

産地
群馬県産、佐賀県産
入荷時期
6月~10月中旬

商品の特徴

古代よりインドやエジプトを中心とした中近東で、広く栽培されてきました。 モロヘイヤは、アラビア語で「王様の食べる野菜」という意味だそうで、古代エジプトでどんな薬でも治らなかった難病の王様が、モロヘイヤスープを飲んで回復したという話に由来すると言われています。 そのような伝説があるモロヘイヤは、青菜類の中でも栄養価がずば抜けて高く、日本で初めてモロヘイヤの栄養分析を担当行った研究者は、あまりの数値の高さから計測を誤ったのではないかと思ったそうです。 カロテン、ビタミンB群、E、K、カルシウム、鉄分などが豊富に含まれており、効率良くビタミンやミネラルを摂取するのに最適な野菜です。 モロヘイヤの最大の特徴といえば、葉を刻むと出る粘りですが、その粘り成分は胃壁を保護する働きがあるので、夏バテ予防に効果的で基本的には葉を食用としますが、柔らかい茎の部分も食べることが出来ます。 軽く湯がいてお浸しや刻んで和え物にするなど、手軽に食べることができます。 炒め物や天ぷらなどでも美味しく食べられます。 長時間の加熱料理は、栄養素が多く失われてしまうので、サラダや味噌汁・スープなどの汁物に使うのがオススメです。

MEMO

選び方

葉の緑色が濃く鮮やかで、葉先や茎の切り口が黒っぽく変色していないものを選びましょう。

保存方法

湿らせたキッチンペーパーで包み、ポリ袋等に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存します。
鮮度が落ちると堅くなってしまうので、早めに使い切りましょう。

栄養

カロテンの含有量が野菜の中でもトップクラスに多く、老化の原因である活性酵素の働きを抑制する作用があります。血管や粘膜を丈夫にし、がん予防にも効果があると言われています。粘り成分は、胃などの消化器の粘膜を保護し、消化不良や食欲不振を防ぐ働きがあるので、夏の弱った胃にぴったりです。

おすすめレシピ