「はがくれ」という名前は、江戸時代に現在の佐賀県にあたる地域を治めていた佐賀藩鍋島家に伝わる武士の教本「葉隠聞書」に由来すると言われています。 はがくれトマトが生産されている地区の土壌は、有明湾がもたらすミネラルが豊富に含まれており、土壌が粘土質のため根に適度なストレスを与え、健康的なトマトができるそうです。「瑞紅(ずいこう)」という品種で、形はやや小ぶり、鮮やかな紅色が特徴です。また、糖度が高くコクがあり、甘味と酸味のバランスが良いので、トマトの美味しさを存分に味わうことができます。果肉もゼリー部分もしっかりしていて、切っても果汁が流れにくいので、生食はもちろん、加熱調理にも向いています。どこか懐かしい味わいのはがくれトマトを、ぜひご賞味ください。
皮に色ムラがなく、ツヤとハリがあるものを選びましょう。
ポリ袋に入れるか、ラップに包み、冷蔵庫の野菜室で保存します。その時、ヘタを下にして保存すると熟成スピードが穏やかになると言われています。トマトがまだ青い場合は、常温保存をして追熟させましょう。
トマトに豊富に含まれるリコピンは強い抗酸化作用を持っており、美肌効果やアンチエイジングに効果があります。また、身体に脂肪が蓄積するのを防ぐ作用があるので、ダイエットにも効果的です。