新玉ねぎは黄玉ねぎや白玉ねぎを早取りして乾燥させずに出荷したもので、通常の玉ねぎよりも水分が多く、肉厚で柔らかいのが特徴です。また、辛味が少ないのでサラダなどに入れて生でも食べることができます。通常の玉ねぎと栄養面の違いはありませんが、新玉ねぎは生食ができるので、水に溶けやすいビタミンB1や、熱に弱い硫化アリルなどの栄養素を効率よく摂取するのに非常に向いています。調理する場合は、特にスープで食べるのがオススメです。火を通すことでトロっとした甘味が増すだけではなく、水に溶け出した栄養素も逃さず摂取することが出来ます。
表面にツヤがあり、ずっしりと重いものを選びましょう。ずっしりと重いものは水分がたっぷりで、みずみずしい証拠です。
ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。新玉ねぎは、通常の玉ねぎとは異なりあまり日持ちしないので、2~3日以内の新鮮なうちに使い切るようにしましょう。
疲労回復に効果のあるビタミンB1が豊富に含まれています。また、身体の免疫力を高める効果のある硫化アリルも多く含まれています。硫化アリルはビタミンB1と結合することで、ビタミンB1の吸収力を高める働きもあります