南国フルーツを思わせる、濃厚でジューシーな黄金の桃「黄金桃」。
桃シーズンの終盤から出回る大ぶりな品種で、果肉は緻密で柔らかくジューシーな味わいです。
強い甘みの中に適度な酸味があり、マンゴーのような濃厚でとろけるような甘さを楽しめます。
缶詰などで使用される黄桃が果肉が硬くて甘みが控えめなのに比べ、黄金桃は甘くジューシーで安定して食味が良いため生食に適しています。
黄金は、“桃の王様”とも称される川中島白桃に突然変異によって誕生した、果皮・果肉ともに黄金色をした品種です。
桃に直射日光が当たらないように袋をかけて栽培させることにより、その名のとおり美しい黄金色の果実へと仕上がります。
袋がけをせずに栽培された果実は、一般的な桃と同じように赤みがかった果実に成長します。
①左右対称の綺麗な円形のもの
②大きくてふっくらとしているもの
③果皮の色づきがよく、果点(白いつぶつぶ)があるもの
④果実の割れ目(縫合線)の溝が浅いもの
⑤甘い香りがするもの
⑥産毛が綺麗に生えているもの
桃特有の甘い香りが強くなり、手のひらで持った際にやわらかく感じてくると食べごろです。
桃は追熟することで果肉が徐々に柔らかくなり、舌ざわりが滑らかになります。
直射日光の当たらない涼しい場所で常温保存し、食べごろになったらお召し上がりください。
※熟していない桃を冷蔵庫に入れると傷みの原因となりますので、ご注意ください。
桃は冷やしすぎると甘みを感じにくくなります。
そのため、食べごろになった桃は新聞紙にひとつずつ包んでポリ袋に入れ、食べる1〜2時間前に冷蔵庫に入れて冷やしてお召し上がりください。
\簡単で基本的な切り方/
くし切りの方法はこちら
\桃をまるごと使用したい時に/
皮がつるんと剥ける、湯剥きの方法はこちら
桃は、整腸作用があるとされる食物繊維(ペクチン)や、むくみ解消・血糖値を下げる効果が期待されるカリウムなどを多く含んでいます。
その他にも、疲労回復や風邪予防に効果があるとされるビタミンCや抗酸化作用があるとされるビタミンEなどが含まれます。