高貴で爽やかな甘みが魅力の「タカミメロン」。
しっかりとした果肉に、糖度が高く濃厚な果汁をたっぷりと含んだ、ジューシーな青肉メロンです。
芳醇な香りに滑らかな口あたり、後味の良さも特徴で、その上質な味わいから「貴味」の愛称でも呼ばれています。
日持ちも良いので、ギフトにもおすすめです。
タカミメロンは、「アムスメロン」「デリシイ」「ハネジューメロン」をかけ合わせて生まれた品種です。
最初の栽培地である千葉県旭市飯岡地区は、九十九里の最東端に位置し、夏は涼しく冬は暖かな気候で、メロンの栽培に適した土地です。
飯岡メロンはこの恵まれた気象条件のもと、太陽の光をたっぷりと受けて、肥沃な大地で大切に育てられます。
そして、プロのメロン農家が、果実が枝から自然落下する直前の糖度が上がりきったタイミングを見極め、完熟した状態で収穫しています。
また、飯岡メロン独自の出荷基準を設けており、傷やカビのチェックをクリアした、糖度15度以上のもののみが出荷されています。
タカミレッド
濃いオレンジ色の赤肉メロン「タカミレッド」。
青肉のタカミメロンよりも、まったりとした甘味が特徴です。
【産地】 千葉県旭市飯岡地区
【入荷時期】 6月上旬~7月上旬
【旬】 6月中旬
①網目が均一で、形が丸いもの
メロンは成長するにつれ、表面にひび割れが生じ、その傷を修復した痕が網目状になっていきます。
この網目が均一で美しいネットは、手間ひまをかけて栽培している証拠です。
②表面に傷がないもの
③持ち上げた際に重みがあるもの
メロンのおしり(ツルの反対側)を触ってみて少し弾力が出てきたら食べごろです。
メロンは収穫後、追熟することで果肉が徐々に柔らかくなり、舌ざわりが滑らかになります。
常温(20℃~25℃)の日の当たらない場所で、5~10日を目安に追熟するのがおすすめです。
しっかりとした歯ごたえがお好みでしたらお早めに、果汁がしたたる完熟果肉がお好みでしたら、少し長めに保存してお召し上がりください。
※飯岡のタカミメロンは、完熟状態を見極めて出荷していますが、収穫から5日程置いておくと食べごろの硬さになります。
徐々に柔らかくなり、2週間程度までおいしく食べることができる、日持ちの良い品種です。
冷やしすぎると甘味を感じにくくなるので、1~2時間ほど冷やしてから食べると味と香りが引き立ちます。
おしりの部分が甘いので、ツル側からおしりに向かって食べると最後まで甘いメロンの風味を楽しめます。
【カット後のメロンの保存方法】
食べきれない場合は種を取り除き、切り口をしっかり覆うようにラップをしてから冷蔵保存してください。
【熟れすぎたメロンの食べ方】
熟れすぎたメロンは、果肉を切って冷凍庫へ入れるとシャーベット状になり、また変わった食感が楽しめます。
➀ヘタを切り落とします。
②縦半分に切ります。
③中心部分が最も甘いので、できるだけ種のみを取り除きます。
④さらに半分に切ります。
⑤さらに半分にカットし、1/8等分にします。
⑥手を切らないように注意して、皮と実の部分の境目を切ります。
⑦食べやすい大きさにブロック状に切ります。
⑦完成です。
カロテンを非常に多く含む赤肉系ネットメロンは、抗酸化作用や風邪予防に効果があるといわれています。