南国のフルーツならではの香りとトロピカルな味わいが魅力の「パッションフルーツ」。
果肉はゼリー状で、口に入れると程よい甘さとさわやかな酸味、華やかな香りが口いっぱいに広がります。
果皮がツルツルとしている状態でも食べることはできますが、しわが寄るまで追熟することで酸味が抜けて甘みが増し、香りもより強く感じることができます。
パッションフルーツは南米が原産のフルーツで、日本では主に鹿児島県や沖縄県で栽培されています。
花の形が時計のように見えることから、和名ではクダモノトケイソウと呼ばれています。
①果皮にハリとツヤがあるもの
②果皮に大きな傷や割れ目がないもの
②全体にまんべんなく色がついているもの
パッションフルーツは、表面全体にしわが寄り、甘酸っぱい香りが強くなってきたころが食べごろです。
しわが寄ったあとは、早めにお召し上がりください。
食べごろになるまで直射日光の当たらない常温の場所で保存してください。
酸味が強いものがお好みの場合は、乾燥を防ぐためにポリ袋などに入れて口を閉じ、野菜室へ入れてください。
約2週間ほど保存できます。
冷やしてお召し上がりになる場合は、食べごろになってから野菜室で冷やしてください。
中の果汁がこぼれないように、真ん中から半分にカットして、種ごとスプーンですくって食べます。
ジュースや料理のソース、スイーツなどにも多く使われています。
パッションフルーツには、抗酸化作用があるとされるβ-カロテン豊富に含まれており、その含有量はフルーツの中でもトップクラスを誇るといわれています。
その他にも貧血予防に効果的とされる葉酸、むくみ解消効果があるとされるカリウム、ホルモンバランスを整えるとされるビタミンB6を初めとした多くの栄養素が含まれており、健康や美容に効果的なフルーツといわれています。