鮮やかな赤色の大粒ぶどう「クイーンニーナ」。
糖度が高く酸味が少ないため、強い甘みを感じることが特徴です。
種がなくしっかりとした果肉は食べ応えがあり、口に含むと甘くジューシーな果汁が溢れだします。
「安芸クイーン」と「安芸津20号」を掛け合わせた品種で、安芸クイーンとスペイン語で女の子「NINA」にちなんで、「クイーンニーナ」と命名されました。
クイーンニーナの主な産地である長野県北部は、千曲川と犀川が北信濃で合流し信濃川になる地であり、恵み豊かな沖積平野が広がります。
扇状地斜面は、水はけがよく、日当たりも良好であり、日照時間は全国トップレベルを誇ります。
さらに、降水量が少なく、昼夜の温度差も大きいため、果実の糖度が上がり濃厚な味わいのクイーンニーナを生み出すのです。
このように恵まれた大地と最適な気候という優れた基盤を持ち合わせ、古くから果樹栽培に取り組んできた当地は、優良品種の普及や栽培技術の開発普及なども意欲的に行っています。
①果皮の色が濃く、ふっくらとしてハリがあるもの
②表面にブルーム(白い粉)がまんべんなくついているもの
③実が隙間なく付いているもの
④軸が青々とした緑色のもの
ぶどうは追熟しません。
お早めにお召し上がりください。
房ごと保存する場合は、新聞紙やポリ袋に入れて、野菜室で保存してください。
粒で保存する場合は、粒から2mm程軸を残してハサミでカットし、チャック式の保存袋などに入れて野菜室で保存してください。
ぶどうは冷やしすぎると甘みを感じにくくなります。
食べる30分程前に冷蔵庫で冷やしてお召し上がりください。
果皮についているブルームは、食べる直前に水で洗い落してください。
食べる前に氷水で10分程冷やすと、よりおいしくお楽しみいただけます。
また、房の上側の方が糖度が高いため、下から食べていただくのがおすすめです。
ぶどうには、動脈硬化を抑える働きやアンチエイジングに効果があるとされるポリフェノール、視力回復につながるとされるアントシアニンなどが含まれています。