甘みと酸味のバランスが良く、まるで柑橘類のような爽やかな風味の「シナノゴールド」。
果皮は黄色で、果肉は引き締まっており、パリッとした歯ごたえが楽しめます。
貯蔵性が優れており、冷蔵で約三か月程保存が可能です。
また、果肉がしっかりとしているため加熱しても崩れにくく、アップルパイなどの加工用としても適しています。
「ゴールデンデリシャス」と「千秋」の掛け合わせた長野県オリジナル品種であり、同じく長野県オリジナル品種の「秋映(あきばえ)」「シナノスイート」と共に、「りんご三兄弟」と呼ばれています。
シナノゴールドの主な産地である長野県は、降水量が少なく、日照時間が長いため、果実は太陽の光をたっぷりと浴びて成長します。
さらに、内陸盆地のため昼夜の温度差が大きく、これらの恵まれた気象条件が、りんごの糖度を高め、甘い果実へと成長させるのです。
①果皮が青みが抜けた鮮やかな黄色のもの
②手に持ったときひ、表面に粘り気のあるもの
③手に持ったときに、見た目よりもずっしりと重いもの
④お尻部分の花の名残がしっかりと開いているもの
⑤おしりのくぼみが深いもの
りんごは、低温多湿の場所で保存すると長持ちします。
冷蔵で保存する際は、薄めのポリ袋に入れて野菜室で保存します。
長期保存する場合は、新聞紙で包んでからポリ袋に入れてください。
りんごは、熟成を促進するエチレンガスを多く排出するため、他の果物と分けて保存してください。
りんごは冷やすことで甘みが感じやすくなりますので、冷やしてからお召し上がりください。
りんごを切ってしばらくすると、ポリフェノール物質が酸化し、茶色く変色してきます。
薄めの塩水やレモン水につけることで、変色を防ぐことができます。
りんごは、リンゴ酸やクエン酸などの有機酸が豊富に含まれており、疲労回復に効果的とされています。
また、整腸作用やコレステロールの上昇を抑える効果が期待できる水溶性食物繊維も豊富。
食物繊維は皮に多いので、皮ごと食べるのがおすすめです。
抗酸化作用やアンチエイジングに効果があるとされるポリフェノールも豊富です。