ゼリーのようにとろける食感の「紅まどんな」。
大玉で、その名のとおり、赤い果皮が美しい柑橘です。
じょうのう(果肉が入っている袋)はとても柔らかく、果汁が多いジューシーな果肉は大変なめらかで、他の柑橘にはない食感が特徴です。
強い甘みに程よい酸味、外観の美しさもあいまって、年末の贈り物としても人気を博しています。
紅まどんなは、「南香」と「天草」を掛け合わせた、愛媛県のオリジナル品種であり、県内限定で栽培されています。
紅マドンナの外皮は、デリケートなため、ビニールハウスや屋根かけなど、雨が当たらないよう施設栽培を中心に作られています。
そして、JA全農えひめが定める外観・糖度・酸度などの一定の品質基準をクリアしたもののみが、「紅まどんな」として出荷されています。
①色が濃く、ムラのないもの
②軸が細いもの
③皮に締まりのあるもの
直射日光の当たらない、風通しのいい場所で保存してください。
箱で購入した際は、一度すべての紅まどんなを取り出して、傷んでるものがないか確認してください。
傷んだものと一緒に入れておくと、他の柑橘も傷みやすくなります。
紅まどんなの筋やじょうのうには栄養が含まれているため、一緒に食べるのがおすすめです。
紅まどんなには、疲労回復や風邪予防に効果があるとされるビタミンCが豊富に含まれています。
また、白い筋やじょうのうには、毛細血管を強化する働きや、ビタミンCの働きを助けるとされるビタミンPも多く含まれています。