口どけが良く、甘みとほどよい酸味のバランスが絶妙な「真穴みかん」。
じょうのう(果肉が入っている袋)はとろける程に薄く、食感の良さが特徴です。
その味わいは、全国果樹品評会で農林大臣賞、農業祭園芸部門で天皇杯を受賞するなど、高く評価されています。
真穴みかんが栽培されている、愛媛県南西部に位置する真穴地区は、古くから温州みかんの産地です。
穏やかな宇和海に面した傾斜地に石垣で形成された段々畑は、太陽光を遮るものがなく、この地域で栽培されたみかんは「太陽の光」「海からの反射光」「石垣の照り返し」をたっぷりと浴びて育ちます。
さらに、温厚な気候で、降水量が少なく、水はけのよい土壌といった、みかんの栽培に適した環境に恵まれ、品質の高い果実が生産されるのです。
また、真穴地区で収穫されたみかんは、光センサーにより外観・味ともに厳しい選果が行われた後、目視での最終チェックが行われます。
これらの選果をクリアした果実のみ、真穴みかんとして出荷されます。
①色が濃く、ムラのないもの
②軸が細いもの
③皮に締まりがあるもの
直射日光の当たらない、風通しのいい場所で保存してください。
箱で購入した際は、一度すべてのみかんを取り出して、傷んでるものがないか確認してください。
傷んだものと一緒に入れておくと、他のみかんも傷みやすくなります。
みかんの筋やじょうのうには栄養が含まれているため、一緒に食べるのがおすすめです。
みかんには、疲労回復や風邪予防に効果があるとされるビタミンCが豊富に含まれています。
また、白い筋やじょうのうには、毛細血管を強化する働きや、ビタミンCの働きを助けるとされるビタミンPも多く含まれています。