ボゴールパイン

手でちぎって食べられる、別名「スナックパイン」

産地
沖縄県
入荷時期
4月~6月中下旬
5月上旬~中旬

商品の特徴

果肉が非常に柔らかく、手でちぎってスナック感覚で食べられることから、スナックパインとも呼ばれている「ボゴールパイン」。
一般的なパイナップルよりも小ぶりですが、芯まで柔らかく、余すことなく食べることができます。
果肉は濃い黄色で、甘みが強く酸味が少ないのが特徴です。 樹上で実を完熟させたもの(木熟)を収穫しているため、購入後すぐにお召し上がりいただけます。

ボゴールパインをはじめとするパイナップルは、主に沖縄県で栽培されていますが、水はけのよい酸性の赤土の土壌(国頭マージ)を好むため、沖縄県内でも本島北部と石垣島の限られた土地でしか栽培できません。
さらに、この地方は黒潮が流れる暖かい海に囲まれているため、年間を通して温暖な気候で、海風などの影響により夏でも猛暑日となることはほとんどありません。
よって、地質・気候ともにパイナップルの栽培に適しており、糖度の高いパイナップルの生産が可能となります。
また、ボゴールパインの糖度は平均15度前後ですが、石垣島では栽培されたものは、本島よりも糖度が2度程高くなります。

MEMO

おいしいボゴールパインの選び方

①全体的に丸みがあり、下部がふくれているもの
②葉の色が濃い緑色で、葉先が枯れていないもの
③果皮が濃い黄色で、色周りが良いもの
ボゴールパインは熟した状態で収穫されていますが、果皮が黄色いものは酸がなめらかで、青いものは酸が強い傾向にあります。
甘みが強い品種ですが、出回りはじめ(4月頃)の時期は比較的に酸が強いため、色周りを目安にお選びいただくことをおすすめします。

ボゴールパインの食べごろ

ボゴールパインは熟した状態で出荷されているため、購入後なるべく早めにお召し上がりください。

ボゴールパインの保存方法

保存する際は、新聞紙などに包み、葉を下に向けて、逆さの状態で野菜室で保存してください。(下部の方が傷みやすいため)
※パイナップルは追熟しません。

ボゴールパインのおいしい食べ方

【Point】ボゴールパインは果肉が柔らかいため、手でちぎりながらお召し上がりいただけます。
葉にトゲがあるのでご注意ください。

➀下部を1~2cm程切り落とします。
※葉のトゲが気になる場合は、葉の部分も切り落としてください。


②節目から皮ごと手でちぎります。


③中心に残った芯はお好みの大きさにカットしてお召し上がりください。

栄養素

パイナップルは、疲労回復に効果的とされているビタミンB1をはじめ、各種ビタミンや食物繊維を含んでおり、暑い夏におすすめの果物です。また、タンパク質分解作用のある酵素(プロメリン)が含まれているため、肉を柔らかくし、消化を助けるといわれています。