春キャベツは本来、地中海沿岸の冬の商材でしたが、現在は春キャベツに始まり、夏、冬など、それぞれの季節で様々な場所で収穫されているため、季節ごとにそれぞれ特徴をもった野菜といえます。 春に収穫される春キャベツは、東の地域では千葉県や神奈川県、西の地域では九州などで栽培されています。今回取り上げる春キャベツは冬キャベツに比べて、葉が柔らかいのが特徴です。そのため、サラダなどでそのまま食べるにも最適です。 また、春キャベツの大きな特徴としては、他の季節のキャベツに比べて、ビタミンCが一番多く含まれており、カロテンに関しても約3倍含まれているといわれています。 このビタミンCとカロテンは美肌を作る栄養素としても知られており、女性に嬉しい栄養が豊富に含まれている春の野菜の一つです!
①巻きが緩いもの
葉と葉の間に隙間があり、巻きが緩いものがおすすめです。
巻きが緩いほうが水分が多く、春キャベツ特有のみずみずしさを味わえます。
②芯の切り口が小さいもの
芯が大きいものは成長が進みすぎており、苦みが強いことがあります。
③鮮やかな緑色で張りと艶があるもの
葉の色味が鮮やかな緑色でキャベツ全体にハリと艶があるものを選びましょう。
春キャベツは葉が薄くて柔らかいため、冬キャベツに比べ保存期間が短めになります。
そのため使用する際は、切るのではなく、使う量の葉を剥がして保存するのがポイントです。
保存する際は、芯部分をくりぬいて水を含ませたキッチンペーパーを詰めて、新聞紙やポリ袋で包み野菜室で保存します。
キャベツにはビタミンCが豊富に含まれています。
そのため抗酸化力はアスパラガスやブロッコリーと並び、野菜の中でも上位に入ります!
また、カリウム、カロテンなども含まれており、むくみ防止や消化作用を促す役割も期待できます。また、キャベツから発見れたビタミンUといった成分もあり、これには粘膜の再生に必要なたんぱく質の生成を助ける効果が期待できます。