おせち料理でよく見かける慈姑は、その芽が出ている形から縁起が良い食材としてお正月の食卓を彩ってきました。しかしながら、おせち以外ではなかなか見かけることのない慈姑は、縁起のよさのほかに、栄養も満点の食材なのです。 慈姑はその大きな特徴としてカリウム、たんぱく質が豊富な点があげられます。 栄養成分の特徴としてはサツマイモと良く似ていますが、タンパク質はさつまいもの5倍、カリウムもさつまいも同様豊富にふくまれているため、血圧の上昇を抑え、高血圧予防が期待される他、ミネラルやビタミンも豊富で、女性の疲労回復や、老化、貧血の予防効果も期待されています。炭水化物も多いのですが、その分代謝を促進させるビタミンB1の成分も多く含まれているため、他の炭水化物を多く含む野菜に比べて大きな問題にはならないことも特徴としてあげられます。このようにあまり食卓で見かけることは少ない”慈姑”ですが、その小さな見かけによらず、体に嬉しい栄養が多く含まれる、冬の注目野菜のひとつです。
慈姑を選ぶ時は、芽がピンと張っているものを選びましょう。
また、丸い部分に艶があり、硬いものを選ぶと良いでしょう。
保存する場合は乾燥しないように新聞紙などに包み、袋に入れて冷蔵庫で保管するとよいでしょう。
慈姑は栄養豊富で高エネルギー食材のため、
慈姑の服務亜鉛やミネラルは、アレルギー症状の抑制効果も期待でき、カリウムやタンパク質などの栄養素からは、高血圧予防や疲労回復を促進する効果も期待できます。食物繊維もたっぷり含まれているため、生活習慣病予防や便秘改善にも効果が期待でき、大人から子供まで嬉しい栄養が豊富です。