スタッフブログ生産者と消費者の架け橋となる

【内定者向け産地研修】レタス 〜静岡県〜

【内定者向け産地研修】レタス 〜静岡県〜

11月21日(木)〜22日(金)、2025年度入社予定の内定者を対象とした、1泊2日の産地研修を実施しました。
本年も静岡県にある株式会社 鈴生が運営するレタス農場にお伺いし、レタスの収穫やコンテナ詰めなどを体験させていただきました。

【当日のスケジュール】
・朝礼
・玉レタス収穫体験とコンテナ詰め
・リーフレタスの収穫体験とコンテナ詰め、出荷場にてコンテナ詰めした商品をパレットへ移動
・営農型太陽光発電所見学
・株式会社 鈴生の取り組みについて説明と質疑応答、チルドセンター見学


内定者のみなさんには、実際に収穫から出荷作業までの一連の業務を行うことで、船昌が販売している商品がどのような過程で生産・流通されているかを学んでいただきました。

生産者の方より収穫方法を教わる内定者のみなさん。
いざ実戦。生産者さんとの会話の中で、体力的な厳しさはもちろん、日々天候など自然と向き合い、畑の状態に応じて臨機応変に対応する難しさも学びました。
収穫後、丁寧にコンテナに詰めたレタスをパレットに移動させます。

実際に生産者の方の作業を目の前で見せていただくことで、見栄えが良くなるように茎を切断する際はまっすぐ綺麗な切り口になるように注意を払うなど、産地で働く方々のこだわりを感じ、内定者のみなさんにとっても新たな発見が多数ありました。


 
また、土地面積約 2.5 ヘクタールにもおよぶ営農型太陽光発電所も見学させていただきました。
営農型太陽光発電所
営農型太陽光発電所は、長らく耕作がなされていなかった土地に太陽光発電パネルを設置することで、太陽光発電事業と同時に太陽光パネルの下で農作物の栽培・育成・販売を行うための施設です。
鈴生では、農業分野における 2050 年のカーボンニュートラル実現を目指し、2023年よりこのような取り組みを開始されました。

 

収穫体験・施設見学後には質疑応答のお時間をいただき、産地で働く方々がどのような想いをもって生産されているか、収穫の難しさ、今後の農業の未来についてどう考えているかなど、普段聞くことのできない貴重なお話を伺うことができました。

今回の研修を通して、生産者のみなさんの「消費者へ農作物を届けることへの強い思い」「関わった人を幸せにすることができる可能性がある仕事への誇り」を、内定者のみなさんに体感していただく機会になったかと思います。

その気持ちを忘れず、生産者と消費者の架け橋として、来年から一緒に業務に取り組んでいきましょう!